文章を書くために「ネタ帳」をつくる。
メモをとる習慣を持つ。
これは、よくやることです。
しかし、ワンランク上の文章を目指すなら、
もう1冊「ネタ帳」とは別のメモ帳やノートを
準備することをおすすめします。
題して「引用ストックメモ・ノート」です。
■「テーマ主義」の落とし穴
ライターとして仕事を請け負ったり、
ブログを運営したりする際は、
メインとなる「テーマ」があるのが普通です。
そこで、文章を書くのに役立ちそうな
関連書籍や雑誌、テレビ番組、ネットのページなどで
情報収集し、ネタを集める・・・
これは、誰もがやることでしょう。
もちろん、とても大切な作業です。
情報を網羅し、テーマを深く掘り下げることで、
自分自身の知識が増えると同時に
読み応えのある内容に仕上げることができます。
ただ、この作業だけだと、どうしても
記事の「視野」が狭くなります。
「視野の狭い記事」は読んでいて
面白みに欠けてしまいます。
じゃあ、「面白みって何?」と言うと、
その記事を読んで「新しい発見・気づき」を得られたか
ということだと私は考えます。
情報なんて、どこで得ても大差ありません。
でも。
「この人の書く文章を読むと、
何かが刺激される」
「勉強になる」
そう思ってもらえたら、一歩リードです。
■愛される文章の条件〜「深さ」に「広がり」を加えよう!
ここで加えるべきは「広がり」です。
文章の「広がり」は、視点を変えることで生まれます。
「視点を変える」ために有効なのが
「引用」なのです。
ふと目にした本の中の1節、昔からの名言、
テレビの中の著名人が言った心に残った一言。
今書いている文章に関係なく、
「いいこと言うな」「心に引っかかるな」
とあなたが思った文章・言葉を普段から
書き留めておきましょう。
できれば、なぜいいと思ったのか、
その簡単な感想、分析も添えておくのがおススメです。
専門家でもない限り、オリジナルな発見や気づきを
入れるのは難易度が高いこと。
ですが、何かと何かを組み合わせることで、
オリジナルな見方を出すことは可能です。
「ネタ帳」と「引用ストック」を上手に
組み合わせることで、オリジナルな「気づき」を
読者に伝えることができます。
●「美容」のことを書いた文章の中にチラリと「人生論」を覗かせる。
●「ビジネス」の話に「スポーツ選手」の名言を織り交ぜてみる。
●「子育て論」に「動物行動学」の知識を絡めてみる。
異分野の素材をミックスさせることで、
話がふくらみ、応用のきく文章になると同時に、
あなたの見識の広さも感じさせます。
■ものごとを捉える時の「鳥の目」と「虫の目」
私たちは一生懸命になるほど
「目の前のこと」しか見えない
地を這う虫の目になってしまうもの。
ですが、そんなときこそ、ひと呼吸置いて
大空高く飛んで広々と景色を見渡してみて下さい。
「鳥の目」で地上を俯瞰すると、
森もパセリのように見えるかもしれません。
気づかなかった屋根の鮮やかな色に
目を留めるかもしれません。
これが、あなたの文章力をブラッシュアップする秘訣です。
補足)実は、この文章の中にも、こっそり「引用」を入れています。
それは「パセリ」のくだり。
「摩天楼より新緑がパセリほど」(鷹羽狩行)という句があって
それを文章ノウハウの記事の中にアレンジして混ぜ込んだのです。
名言ばかりでなく、比喩の上手い表現は引用ノートにストック
しておくと使えます。
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ありがとうございました。






こんにちは、ハムカツです^^
名言や自分の気になった言葉を
記事にするのは、とても有効ですよね(゚∀゚)
リアルタイムの情報でなくても
過去に有益な情報はたくさん溢れていますもんね♪
私も「鳥の目」をしっかりと持って
記事更新に役立てていきたいと思います(`・ω・´)
応援ぽちっ
そうそう、リアルタイムにこだわらなくても
いいんですよね。
過去から生き残っている「名言」は
やはり多くの人の共感が得られるから
今日まで伝わってきているのであって♪
「鳥の目」と「鳥の翼」で
軽やかに記事更新といきたいですね^^
いつもありがとうございます。