2013.04.25

「物販」のためのコピーライティング勉強法

コピーライティングというと、

「かっこいい表現」
「アーティスティックな言葉遣い」

みたいに考えていませんか?

その思い込みは危険です。

そう考えているから、コピーライティング
というとウンウン頭をうならせて
何も書けなくなってしまうのです。

なんちゃらの広告賞に選ばれるような
いわゆるカッコイイ広告と
「売る」ためのコピーでは
まったく目指すところが違います。


売れっ子コピーライターのコピーを
真似たところで、意味不明な
伝わらないコピーにしかならないでしょう。

自社のモノやサービスを売るサイトをつくる。
ブログでアフィリエイトをする。

その目的でコピーを書こうと思うなら、
もっと泥臭く、詩的ではない
「現実的」なメリットを訴える表現

をする必要があります。

一見、キャッチコピーとは思えないような
こんな表現こそ、見込み客の心をつかむのです。

↓具体例を写真2連発でいきますよexclamation
13-04-24_004.jpg
13-04-24_005.jpg

これは、仕事用品プロノという
お店のカタログチラシです。

北海道を中心に、農業や職人系の仕事を
している方のための衣服や便利グッズを
販売している会社です。

年に数回、折込チラシが入ってくるのですが
そのたびに思わず引き込まれてしまうコピーの秀逸さ。

⇒物販するなら超参考になります!デジタル版チラシ

「春の発熱手袋」

なんてシンプルだけど、ニーズをうまく捉えています。

冬じゃなくて春というのがミソ。

まだ冷たい北海道の春の風を受ければ
そんな商品があったらいいなと思います。

しかも、ボディコピーを見れば、

「散歩やウォーキング用に」
「プロは冬用手袋のインナーとして使う」


と、しっかり用途が書かれていますよね。

「仕事用品」を謳っているけれど、
「オフタイム」にも使える。

「春用」だけど「冬」にも使える。

そうやって「使える場面」をいくつも
挙げてあげることで「お得感」を出し、
見込み客の財布の紐を緩めるのです。


「清潔な靴下で伺います。」

もシビレますよね。

靴を脱いでお宅にあがらなければならない
お仕事の方なら、グッとくるフレーズです。

こちらもボディコピーが秀逸。

「すぐ取り替えられるお値段で」
「足に違和感がないのに、グリップの効きはなかなか」


たった4行ほどの小さなスペースで
機能面とコスト面、履き心地まで
もれなく説明しています


こうした通販カタログは、
コピーやレビュー記事を書く際の

表現と視点

を学ぶ良い教材です。その商品に興味がなく、

「買うつもりがないから」

という分野のモノほど、本当は見るべき。

「買うつもり」がなかったのに、

「へ〜、そんなものあるんだ」
「コレ、あったらいいかも」

と思う商品に出会ったら、
「コピーの魔法」にかかって
商品の魅力を発見したということ。

あなたの心を動かした表現をすかさず
メモしておきましょう。


「購入者の気持ちになること」

それをリアルに体験できる瞬間です。


この記事へのコメント
具体例をもとに、学ばせていただきました。

ありがとうございます。

Posted by 中井知花 at 2013.04.25 18:16
月子さんおはようございます、
ワンダーです。

なんでだろう、
今日の記事を読んで
「歩ける寝袋」を思い出しました。
思い出しただけでニヤリが止まりません 笑

ということで調べたら、歩ける寝袋のコピーは
「これなら、夜中、熊に襲われても立ち上がって逃げられる」
ということです。

買うつもりはもちろん無いけど、
コピーが凄い。

「いやいや、その前に、これに関しては画像のほうだろ」
と総ツッコミが入りそうです 笑


話を戻しまして、、、

一見、普通の商品だけど
なぜか欲しいと思った商品の「キャッチコピー」は
確かに重要な意味がありますね。

その件、考えた事無かったです。
とても、参考になりました^^

それでは応援ぽち(o^-^)b☆
Posted by ワンダー@情報商材アフィリエイトで稼ぐ驚愕の方法 at 2013.04.26 07:43
★中井知花さん

こんにちは。

なかなか抽象的なことを言われても
腑に落ちないですよね・・・私自身が
そうなので、なるべく具体例を!と
思って書いています^^

Posted by 月子 at 2013.04.26 10:13
★ワンダーさん

「歩ける寝袋!!!!」

それもスゴイ、ナイスなコピーですね♪
商品コンセプトも・・・北海道っぽい(-^〇^-)

でも、この手法を使うには、自分が「普通っぽい感覚」を持ってることが前提ですけどね・・・。

変なものを欲しがったり、みんなが欲しがる
ものを欲しがらなかったりする自分も
冷静に認めながら、「多数」の意見を
見つけていくことが大事ですね^^
Posted by 月子 at 2013.04.26 10:17
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