「窓をつくるとは、窓辺をつくること」
昨夜、なにげにテレビを見ていたら、
こんなコピーとナレーションのCMに
遭遇しました。
その瞬間しか見ていなかったのですが、
妙に気になるコピーだったので、
今日になってからググッと検索。
こちらの会社のCMとわかりました。
窓と住まいの会社 YKK AP
⇒キュンとくるCMが2バージョン観られますよ♪(音声にご注意!)
このコピー、すごく想像させますよね。
そこが、とても上手い点なのです。
わかりやすく解説していきましょう。
この会社が「提供する商品」は「窓」。
それを宣伝しようと思った場合、
「この窓の素材は●●で、とても丈夫」とか
「光をよく通すけれど、紫外線はカット」とか
「物理的な側面」の素晴らしさを
強調しがちです。
化粧品ならプラセンタエキスがたっぷりとか、
ダイエット食品ならたったの80キロカロリーとか、
パソコンならCPUがいくつですとか言うようなもの。
でも、これだけでは、人の心は動きません。
「ふ〜ん、スゴイね」「そうなんだ」
と情報を情報として受け取るだけで
終わってしまいます。
一方、
「窓をつくるとは、窓辺をつくること」
のコピーは「窓」に「窓辺」という
新しい視点・価値観をプラスしています。
「窓辺」という言葉から、
私たちが想像するものは何でしょう?
そこから覗く素敵な景色。
外へ向かって羽ばたけそうな場所。
お気に入りの雑貨や花を飾るスペース。
外から見ると、家の温かい明かりが見える幸せの象徴。
そんな明るく、前向きで、温かいイメージが
「窓辺」という言葉から浮かんできます。
それ自体は無機質な「窓」という物質に、
人間らしい「息遣い」を宿らせる。
その転換が鮮やかになされている
キャッチコピーなのです。
心を動かすコピーは、レビュー、セールスレターは
「物理的側面」ばかりでなく、必ず、
「商品を手にすることで得られるメリット」
にまで触れています。
業界用語で言うところの
「ベネフィット」です。
「お客様は商品そのものを買うのではない。
商品を手にすることによって得られるメリットを買う」
という消費者心理を解説した言葉があります。
お客様は、どんな悩みや課題を解決したいと思って、
その商品に興味を持ったのか。
(この悩みや課題は、本人が意識していない場合もあります)
それを的確に掴み、鮮やかに解消してあげる
「言葉」を提示することができれば
気持ちよく買ってもらえるのです。
そこには、お客様の笑顔と感謝があります。
お客様に喜んでもらういたい。
笑顔になってもらいたい。
そう考えるところから、
心を動かすコピーが生まれてくるはずです。
「書いて稼ぐ!」ノウハウ、こちらも参考になります♪
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ありがとうございました。
こんばんは、ハムカツです^^
このCM私も良いな~って思ってました!
いや、本当にヽ(;゚д゚)ノ
確かに、商品の紹介や説明って、
ついつい硬くなりがちなんですよね^^;
なんと言いますか...
商品ピンポイントの説明というか...
それに比べて、こういったCMは
違う視点で、商品をとらえていますもんね♪
窓を購入することで得られるメリットを
存分に詰め込んでいると思います^^
こういった紹介ができたら素晴らしいですね。
とても参考になりましたm(__)m
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こんにちは!ハムカツさんもチェックしてましたか(#^.^#)
CMになるとチャンネルを変えたがる夫ですが、
私はCMもじっくり見たい派です♪
そこに、いろんなヒントがあるんですよねえ。
応援ありがとうございますm(_ _)m