2013.10.04

「書く」ために必要な「読解力」が身に付く、カリスマ受験講師も勧めるトレーニング法とは?


「書く力」をつけるには、
「読む力」が大切。

このように、「書く」と「読む」は
セットで語られることが多いですが
あなたは「納得」しますか?

文章講師をするようになって、
月子はひしひしと、感じていますよ。

「読む力」なしに、「書く力」アップは有り得ません!

ただし、ただ漫然と「読むだけ」では、
「読む力」はつきません。

どうすれば「書く力」を伸ばす「読む力」
をつけることができるか?

そのちょっとしたコツを
今日はお教えします。

■「読書のススメ」は文章上達には遠回り!?

まず、「読む」という行為について、
ちょっと分解して考えてみましょう。

読むという行為には大きく分けて、
2種類あると思うんですね。

1つは、表現の素晴らしさやストーリー展開に
身をゆだね想像力を働かせて読む=「読書力」
(対象は主に、古典的物語や名作小説)

2つ目は、文章を読んで書いてある内容を
的確に理解しながら読む=「読解力」
(対象は主に、論文やビジネス文章)

「読む力」をつけるために「読書」を勧められる
ことは多いでしょうが、それは「読む」力の一面を
鍛えるにすぎないのです。

誤解を恐れずにいえば、1番目に挙げた「読む力」は
さしあたっての文章上達には直結しません。

もちろん、幼い頃から、そういう読書体験を積み、
読む楽しさを知って大切にしているなら、
それを続行することは構いません。

あなたの感受性を刺激し、文章を豊かにすること
にもつながっていきます。

ですが、

「読書の習慣はない」
「活字をじっくり読むのは苦手」
「読めない上に、書けない…」


そういう場合は、2番目の「読解力」を
アップすることに集中すべきです。

■「読めない」が原因で起こる人生のマイナス

本を読むだけでなく、日常の中では
文章を読んで的確に理解しなければならない
場面はたくさんあります。

そして「読解力不足」の人は、
そうした場面で次々と窮地に
陥ることにもなります。

たとえば…

ひらめきアフィリエイト教材を読んでも
正しく理解できない、読み落とす。

ゆえに、成果が上がらない。

ひらめき添削サポート、アドバイスを送っても、
正しく理解できない、読み落とす

ゆえに、文章が上達しない。

ひらめき販売ページや資料を読んでも、
重要なポイントがわからない

ゆえに、文章をまとめることができない。

ひらめき仕事で修正を依頼されても、
正しく判断できない

ゆえに、信頼を失い、仕事が来ない

「読解力」がないことで
こんなに損をしたり、足踏みしたり
してしまうとしたら…

無関心ではいられませんよねダッシュ(走り出すさま)

あなたは大丈夫ですか?
思い当たるフシはありませんか?

もしそうなら、「記事を書けない」と悩む前に、
(というか書くのと並行しながら、)
「読む力」のアップにも努めていきましょう。

■「100字要約」トレーニングのススメ

「読解力」をつける方法は簡単です。

「読んだ内容」を自分の言葉で要約して記すこと

これだけです。

最初は、短めの文章がいいですね。

・新聞のコラムや社説
・週刊誌や雑誌の連載エッセイ
・お子さんがいるなら、子どもの読解問題集

そうしたものを読んで、執筆者は、

「何が一番言いたいのか、何を一番伝えたいのか」

80字〜100字くらいで
書いてみるのです。

実際にやってみると、わかりますが、
慣れないと意外に手こずります。

しかし、侮るなかれ。

中学校受験対策の塾で
私は繰り返しこれをやらされました。

編集者時代、ご一緒に仕事をさせていただいた
現代文のカリスマ講師・出口汪先生も
これを推奨されていました。

「読解力」を身に付ける、小学生でもできて、
しかも大人にも効果絶大な方法。

それが、この「100字要約」なのです。

■「読む力」と「書く力」は、ここでつながる

文章の要旨をまとめるには、

ひらめき文中のキーワードを拾って主題を掴む
ひらめき接続詞に気を付けながら論理の道筋を追う
ひらめき途中経過に惑わされず、「結論」を読み取る

といったプロセスを経ることが必要です。

さらに、そうして読み取った結論を、

まだ読んでいない人にも
わかりやすいように伝える


ように要約するのです。

要約は単なる「つぎはぎ」では
うまくいきません。

滑らかな文章にするには、

文法力、語彙力、行間を汲む力

が必要だと気づくはずです。

そう、これは「読む力」のトレーニングである
と同時に「書く力」のトレーニングにもなるのです。

■「伝わる」レビュー記事を書くための「読解力」の磨き方

普通の文章について、ある程度スムーズに
要約できるようになったら、
売りたい商品・商材の販売ページについても
同じ作業をして下さい。

販売ページのような「広告文」は
一般の文章のような起承転結がない分、
難易度があがります。

ちょっとやり方を変えてみましょう。

読後、頭の中に強烈に残ったこと

を中心にまとめるのです。

この作業を通じて、その商品の魅力を認識できると同時に、
あなたなりに「どこ」を強調してレビュー記事を書けばよいか
も見えてくるはずです。

「読む」⇒「理解する」⇒「アウトプットする」

このプロセスを経験することで、
文章力が磨かれると知って、
励んでみてくださいね。

【注目】「読む力」&「書く力」を同時にアップするインターネット文章講座

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ありがとうございました。

この記事へのコメント
書いてある、文章を、読んで、その文章が、何を言おうとしてるのかを、読み取る、読解力を、身につけるには、本を読む事が、第一歩だという、考え方には 、100%賛成です。賛成ですが、今まで、では、はたして、どういうような、読み方をすれば、読解力が、身につくのか、皆目、検討が 、つきませんでしたが、まだ、このブログは、本の目次にあたる、大見出ししか、読んでませんが、これから、真剣に、真摯になって、貴方のブログを、隅から隅まで、全て洩らさず、読みきって、また、ただ、読むだけでなく、この貴重なブログを、レポート用紙に、全部、書き写して、近日中に、この度、入学を、許可され、いつからでも、自宅等で、勉強できる、中央大学の通信教育部で、出される、大学で最も、皆が、頭を悩ます、教授が、何らかの意図をもって、出される、レポート対策にもなり、また、自分でも、本を、今までとは、違った視点から、深く読む、楽しさを、味わえるのではないかと、今から、楽しみにしています。今日は、いいお話を、伺って、大変に、勉強になりました。大変にありがとうございました。
Posted by 高木朗 at 2014.11.24 07:27
読解力を、つけるには、当たり前のことですが、改めて、本を読む時に、ただ、漫然と、読むのではなく、その小説や、エッセイの中で、著者が、はたして、何を言おうとしてたのか、その要旨を、それぞれ、大見出しや、各段落毎の小見出しなどを、見て、著者が、何を言いたいのかを、読み取る力を、身につけることが、今どの分野でも、早急に、求められていることだと、改めて、実感しました。
Posted by 高木朗 at 2014.11.24 09:04
★高木様

コメントありがとうございます。
当ブログが、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

Posted by 月子 at 2014.11.24 14:36
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