あなたは「悪口」を喜べますか?
基本、人は、自分を否定されることを好みません。
仲良くなりたいと思っている人に対して「悪口」から入っていくことはありえませんし、親しくしている人に「悪口」を言われたと知れば、ショックを受けます。
この心理は、「悪口」は「好意」の対極にあると考えるからです。
ですが…
ビジネスの世界では、必ずしも「悪口」を恐れる必要はありません。むしろ、「悪口」を言われることは歓迎すべきこと。なぜなら、それをきっかけに「急浮上」できるチャンスが生まれるからです。
実際に「悪口が増えたおかげでシェアbP」になった会社が存在するのでご紹介しましょう。
こちらです。
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夫に来たダイレクトメールなのですが、パッと目を惹かれるコピーですよね。
さらに、裏を確認すると、なんと「悪口を募集しています」。
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往復ハガキで送られてきて、単なる一方通行のDM(ダイレクトメール)に終わらせず、
悪口の募集(書いてくれた人には、もれなくプレゼント進呈)
資料請求(ここでしか手に入らない他社比較などマル秘情報満載)
という仕掛けになっている点も注目です。
「悪口も知名度」というのは、誰しも頭では理解していること。でも、実際に悪口を言われたら、そんなふうに前向きにとらえることはできませんし、ましてや「喜ぶ」ことなんてできませんよね。
しかし、ここは冷静に考えてみましょう。
悪口よりも悲しい扱いは「無視」です。箸にも棒にも引っかからない「問題外」の存在として扱われること。「悪口でも言ってくれる」のは、どこか心に引っ掛かる存在なのです。
手放しで絶賛はせず「ここはイケてない」とダメ出しをする批評家さん。
新しいものに対して、すぐに「OK」を出せない慎重派さん。
「騙されないぞ」と、まずは疑いの目から入る「渡る世間は鬼ばかり」と考えるタイプ。
世の中には、いろいろな方がいます。ましてや、実態がよくわからない新しい商品やサービスは、より「厳しい目」が向けられるのが当たり前。
そんな中、このDMの送り主である医療機器を扱う会社アールエフは、エリートが集まっている大企業の大きな研究所に勝つために、独自のやり方を貫いてきたようです。
アールエフホームページに掲載されている、CEOの丸山次郎氏の言葉がかなり面白いので、よかったら読んでみて下さいね。これからの時代のヒットの法則が書かれています。⇒「なぜ、短期間に市場No.1になれたのか」の秘密
「悪口」に対して心を閉ざしたり、凹んだりしていても、何も始まりません。
褒め言葉は、社交辞令で「盛って」言われることのほうが多いもの。でも「悪口(クレーム)」には、相手の本音が必ず隠れています。
そして、その中には、今の自分に必要な「メッセージ」が何かしら含まれているもの。謙虚に受け止めると学びがあります。
感情的すぎたり、不必要に下品な言葉は聞き流していいと思いますが、少し視点を変えて「悪口」と向き合ってみると、あなたのビジネスの風向きが変わってくるかもしれません。
そして、新しく何かを始めるときも「悪口」との付き合い方を知って、不必要に恐れないようにして下さいね。
「悪口は形を変えたラブレター」かもしれないのですから。
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ありがとうございました。