「自分の言葉で語る」しかも「読者に共感される言葉」で。
文章を書くときの理想はココにありですよね。
「プロの書き手」ではないのに、率直で飾らない、しかも多くの人を魅了する文章を書く著名人がいて、注目しています。
元アイドルで女優の小泉今日子さん。
彼女が最近出版した『小泉今日子書評集』は、書評を書きたい人ばかりでなく、レビューブログ、実践記など、何かを「ネタ」にブログを書きたいすべての人が学ぶべきヒントがたくさん詰まっています。
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小泉今日子書評集(中央公論新社)
今日はこの本をネタに「書き手としてのキョンキョンから学べること」をご紹介していきますね。
『小泉今日子書評集』は読売新聞で読書委員を務めた10年間に、キョンキョンが呼んで書いたおすすめの97冊の「書評」を収録したもの。
1つ1つに「現在の視点」から数行のコメントやエピソードを書き足している点、巻末に書評家・小泉今日子がいかにして生まれたかの舞台裏がわかる「特別インタビュー」が収録されている点なども、ファンにとってはキョンキョンを満喫できて嬉しい作りとなっています。
実は、キョンキョンの書評の魅力については、具体例を挙げながら以前も記事にしています。⇒小泉今日子の書評に学べ!圧倒的な共感を呼ぶレビューの書き方
ここで、私は以下の点を強調しました。
大事なのは「本の中身」ではなく、
「その本を通じて刺激される感情」を伝えること。
ここにまで踏み込んで書いているかどうかが、「共感」を得られるか否かの分かれ目になるのです。
この場合の「本」は、「本」以外のいろいろなものに置き換えられます。
美容・健康商品、アフィリエイトや起業などのビジネスノウハウ、子育てや断捨離など身近な実践記…
あなたがブログのテーマにしていることに置き換えて考えてみましょう。
「モノ」「出来事」「ノウハウ」を詳しく紹介するだけで、終わってしまっていませんか?
一般的に、ブログ初心者の場合、「事実」「経験」を正確に丁寧に時系列で「写し取る」ことに一生懸命になりがちです。そこにちょこっとした「感想」を付け足しておしまいというケースがほとんど。
残念ながら、これでは単なる「日記」か、自分のための「覚書」にしかなりません。
なぜか?
読者と共有できる「情報」が少ないからです。
読者と共有しやすいもの。それは「感情」です。
人それぞれ、さまざまな環境に身を置き、それぞれ違う人生を送ってはいますが、「抱く感情」にそれほど種類の差はありません。
「喜び」も「辛さ」も、一緒に体験すると一気に絆が強まります。
一見、まったく共通点のないような人でも、「ああ、そんなふうに思っているんだ!」と知ると、一気に親しくなることは往々にしてありますよね。
「感情」にフォーカスして、そこを掘り下げて表現していくと、読者の共感を引き出す「きっかけ」となりやすいのです。
キョンキョンは、巻末インタビューの中で、「本を通じて刺激される感情」について、こう語っています。
本を読みながら自分のこと、誰かのことを考えるっていうことも、私にとっては大事だったような気がします。「あの時、母親はこんな気持ちだったのかもなぁ」と理解したり、若いころのボーイフレンドを思い出して、「こういうことだったのか、この野郎」って怒ってみたり。本を読みながら、自分の頭の中がちょっと整理できることがある。「ああ、なるほど」ってね。
キョンキョンが書評で取り上げた本は小説が多いので、比較的「感情」を載せて紹介しやすいということはあるでしょう。
でも、それを差し引いても、「自分」に置き換えて本に書かれた内容を捉え直そうとしている点は注目すべきです。
この試みこそが、読者の「共感」を引き出す文章を書く際に、大きく貢献していることは間違いないと思います。
もう1つ、私が注目したキョンキョンノ言葉として、次のものがあります。
「本を読んだ時間みたいなものを書こう」
先ほどの引用でもわかるように、キョンキョンは本を通じて、現在だけでなく過去の時間まで旅しています。「悩み」「不安」「興味」「関心」。「本」との出会いをきっかけにして、そうした「自身の裸の心」をさらけ出し、「人生」までをも投影していく文章スタイル。
そこ読者は「信頼感」を抱き、「共感」もするのでしょう。
「本の紹介」をしているのだけれど、彼女の等身大の言葉で語るエッセイのような文章になっているのが、小泉今日子の書評の独自性と言えます。
人の心を揺さぶる文章を書くには、このように自分の気持ちはもちろん、他者との関係性や今という時代の中での「自分の立ち位置」まで、しっかり意識してこそ書けるものなのだと突きつけられるようです。
そのためには、ぼんやりしていてはダメ。閉じていてもダメ。
思考を、感性を、全開にし研ぎ澄ます「時間」と「勇気」が絶対必要です。
「書く」以前の時間の充実。書くための「ベースづくり」は、ここから始まると言えます。
ところで、センスや感性の人と思われるキョンキョンですが、実は意外に戦略家でもあります。巻末インタビューで、
「読書委員が集まる会議の場において、心がけていたことはありますか」
という質問に対して、こう答えていました。
いろんな専門家がいる中で、私がここにいる意味はなんだろう、何を求められているんだろうなぁって考えて、他の方々には書けないような書評を書くしかないって思っていました。本の選び方を含めてね。
「プロ根性ここにあり」という言葉ですね。文筆家を生業とはしていなくても、仕事として受けるからにはという「プロ意識」の高さがうかがえます。どんなことにも、こうした姿勢を貫くから、キョンキョンはいつまでも「古びない」のだと感じました。
副業であれ、専業であれ、ブログで稼ぐと決めたなら、あなたも「私なんかが書くことに、意味があるのだろうか?」と怖気づいている場合ではありません。
ランキング上位の強豪ブログや同一テーマのライバルブログは、もちろん素晴らしいものでしょう。ですが、「書きたい」と思ったあなたにも、きっと「書くべき何か」があるはずです。
あなたにしか書けないこと。あなたが読者に提供できること。あなたならではの切り口。
小泉今日子の書評を読んでみると、それを探す旅に出たくてウズウズしてくるはずです。
女優の本と思って軽い気持ちで読むと、ガツンと頭を殴られるように目が覚めますよ(#^.^#)
「自分というフィルターを通して、書きたいテーマを語る」
その上等なモデルケースを、ぜひこちらで学んでみて下さいね。
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小泉今日子書評集
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