著名人の「不倫」報道が相次ぎ、そのたびに話題となる「謝罪文」「謝罪会見」。
本来、「不倫」は夫婦間、当事者間の問題なので、関係者の中で話し合いの場を持ち、そこで「謝罪」や「許し(あるいは断罪)」が行われればいいこと。
なのに、世間に対しても「釈明」だけでなく、「謝罪」の意まで示さないといけない風潮は、ちょっと行き過ぎかなあと思ったりして見ています。
とはいえ、「謝り方」には人柄や教養、リスク管理のスキルが出るのも事実。そこに、ネット社会やワイドショーは反応してしまうのですね。
今回、「5人と不倫」で話題になった乙武洋匡氏も週刊誌報道に合わせて謝罪文を出しましたが、この文面、「謝罪文」のお手本のような構成になっていると感心しました。(奥さんの「謝罪文」が同時に掲載されたことで炎上はしましたけど…)
今後、あなたが謝罪しなければならない立場に陥ったとき、参考にできる部分がありますので、詳細を解説していきますね。
まず、乙武氏の公式HPに掲載された「『週刊新潮』の報道について」と題する「謝罪文」を見ていきましょう。
(クリックで拡大します)
⇒スクリプトが見にくい場合、掲載の公式HPはこちら
構成を見ていくと、以下のようになっているのがわかります。
冒頭に謝意の表明
↓
反省の弁
↓
どんな対応をしたか、対処法
↓
今後の決意表明、改善のための展望
↓
最後に謝意を繰り返す
上記5つの「要素」から成り立っているのですね。
これは、ビジネス文書における「謝罪文」として完璧と言える構成で書かれており、非の打ち所がありません。しかも、「妻との話し合いはしっかり終わっている」というアピールもしているので、乙武氏の文面だけの掲載であれば、第三者があれこれ口を挟む余地は生まれなかったかもしれないと思えます。
「奥さんは度量が広いなあ〜。私は無理だなあ」
「弱みを握られて、これからは奥さんに頭が上がらないんだろうなあ」
くらいな感じでしょうか。それを「責任の一端は私にもある」と言ってしまったがために、世間からいらない詮索や非難をされる羽目になってしまったのでしょう。そこは残念。
話を元に戻しますね。
謝罪文のポイントとして、まず、真っ先に「謝る」というのが重要です。さらに、クレームを受けたり、ミスをしたり、悪事がバレたら、できるだけ早い段階で謝罪の意を表明するというスピード感も重要。今回の乙武氏も、週刊誌発売の翌日に対応をしています。
まずは、何はともあれ、頭を下げる。話はそこからです。謝る方も謝られるほうも「冷静」に話をする素地をつくるためです。
そして、明らかに自分に非があれば反省の弁を述べること。
そのうえで、ミスや過ちがなぜ起こったかを分析し、その原因を取り除くために今後どうしていけば良いか改善のために行っていく努力を伝えるのです。
責められることを予測しての先回りの「言い訳」や、自分だけが悪くないという「反抗」が見て取れるのは望ましくありません。
「謝罪文」の目的は、相手の怒りを収めることはもちろんですが、もっと言えば、「同じ失敗を繰り返さないために、何ができるか確認すること」でもあります。
開き直りはいけませんが、起きてしまったことは仕方がないと腹を括る度胸は大切。なかったことにはできないのですから。失敗を踏まえて、謝るべきは謝り、よりよい関係をつくっていくための前向きな対話を心がければ、自然に相手に響く言葉が出てくるはずです。
難しいのは、こちらに明らかな非がない場合の対応ですね。
こうした場合は、迂闊に「こちらの責任です」と認めないほうが良いでしょう。事実関係を確認した上で対応していくことが大切です。
ただ、相手が不愉快な思いをしたり、迷惑な思いをしたりというのは事実でしょうから、その点については思いを寄せて、謝意を示したほうがその後の話し合いがスムーズにいくことが多いと思います。
一流の人は「謝り上手」とも言います。また、金持ち喧嘩せずとも(笑)
謝ることは決して「負け」や「不利な立場」になることではありません。もっとも難しいコミュニケーションだからこそ、謝罪の現場を乗り切れば、あなたの人間性もグンとアップするはず。
そう考えて、ピンチを乗り切ってくださいね。
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乙武さんがそういうことをするという人の見方もありますが、謝罪文からみる人の見方もあるのは新鮮でした。
単なる文章ではないなというのは伝わってきました。
応援して帰ります。
こんにちは。コメントありがとうございます。
乙武さんのニュースは、彼が五体不満足
でありながら…という好奇の目から
必要以上に炎上した面もあるように
感じています。
まあ、言葉で謝罪しているから反省している
とも限らないわけですが(笑)
一般ビジネスマンと
著名人のスキャンダルを並べて語るのは
難しいところもありますが
1つの参考にはなるかと思って
記事にしてみました。