ブログの「看板」とも言えるブログタイトル。
ブログの内容をわかりやすく伝え、星の数ほどあるブログの中から目に留めてもらうインパクトがあり、親しみやすく覚えてもらいやすいフレーズ…と考えていくと、なかなか決まらなかったりするもの。
決まらないのは、ご自身の中で伝えたい「テーマ」が漠然としていて、絞りきれていない場合も多いですが、「タイトル」となりそうな言い回しがわからないというケースも多いようです。
キーワードを並べるだけの不自然な文章になっていたり、長すぎて意味が取れないフレーズになっていたり、観念語ばかり並べて輪郭が「ぼんやり」しているタイトルだったり…。
記事の書き方とは違い、「マーケティングセンス」や「キャッチコピー的にまとめる力」も必要なのがブログタイトル付けです。
一案で決めようとせず、切り口を変えたり、言い回しを変えたりなど、いろいろな案を最低10個以上は出して検討していきましょう。
具体的な案の出し方は、こちらの記事を参考にしてみてください。⇒ハズさないブログタイトルの付け方〜この5ステップで完成♪
自分では「オシャレにセンスよく決めた!」と気に入っていても、読者には響いていない可能性もあります。「人とは違う」個性を出したい気持ちもわかりますが、それが読者にとって「やさしい」ブログタイトルになっているかどうか?こんな視点からもチェックしてみてください。⇒わかりやすい看板(タイトル)効果。ちょっとの工夫で新規訪問者を2〜3倍に増やせます!
ブログタイトルで、扱いに注意したいのが「固有名詞」。
先日書いたこちらの記事⇒新聞が取材したくなるブログとは?ライティング講座の受講生さんが北海道新聞から取材を受けました!
これはサブタイトルに「地名」を入れて成功した例ですが、なんでもかんでもブログタイトルに「地名」を入れれば良いというものではありません。
地名は、入れることが有効な場合とあまり意味を持たない場合があります。
有効なのは、主として次の3つです。
(1)リアルでのお仕事に直結する「集客ブログ」の場合
ショップやサロン、教室、個人事務所など、地域での集客やお仕事獲得につなげたいと考えるなら、「地名+●●」で検索されるケースも多いため。
(2)地名とブログテーマの「一般的なイメージ」が非常に近い場合
たとえば、「沖縄」と「移住」、「北海道」と「酪農生活」、「東北」と「復興ボランティア」など。記憶に残りやすくブランディングにつながっていきやすい。
(3)地名そのものに「ブランド力」や「強烈なイメージ」がある場合
たとえば「京都」「大阪」「湘南」「渋谷」など。サイバーエージェント社長の『渋谷ではたらく社長のアメブロ』などが、その例ですね。地名自体が持つ「付加価値」でイメージアップを狙える。
ちなみに、北海道新聞から取材されたケンさくさんの場合は、過去にもブログを通じて地元テレビ局から取材依頼されていたという実績がありました。メディアには必ず「生活情報」を扱うコーナーがあります。ケンさくさんのライフスタイルは、地元メディアが「取材対象として考える人材」になり得ると判断。ブログの発信で地域性をアピールすることで、見つけてもらいやすくなるのでは?とアドバイスしたのです。
地名が「決め手」となったというよりも、地名とセットになった他のキーワードも強かったということでしょう。
話を元に戻して。上記3つに当てはまらなくても、地名を入れてダメということはありません。
人は「共通項」がある人に対して親近感を持ちやすいという特性があります。ですから、住んでいる場所だけでなく、年齢なども公開できる範囲でブログに書いていくことは、読者を惹きつける大きな要素となります。
タイトルのような目立つ場所に入れるのか、プロフィールで公開するのか、そのあたりはブログの打ち出し方や競合するブログタイトルとの兼ね合いで決めていくことになるでしょう。
「固有名詞」としては、地名の他に名前(ハンドルネーム)があります。
たとえば、当ブログのタイトルも『書いて稼ぐ*月子のブログ文章術』というバリエーションも考えられるわけですが、とくに入れていません。
月子というキャラクターよりも、「書いて稼ぐ*ブログ文章術」というテーマのインパクトを前面に出したいという考えからです。
ただ、すでにある世界で名前が売れて固定ファンがたくさんいる人、個性的なキャラクターを確立して勝負したい人、あるいは個人名や屋号、プロジェクト名を世間に周知していきたいという場合は、ブログタイトルに組み込んでも良いかもしれません。
「固有名詞+ブログ」で検索されるようになれば、あなたの知名度もそこそこ上がってきていると判断するモノサシにもなりますしね。
ちなみに月子の場合は、「月子、ライター」「月子、アフィリエイト」「月子、風花」みたいな感じで時々検索されております(#^.^#)タイトルに名前を入れなくても、プロフィール記事をしっかり書いて、印象的なハンドルネームをつけて、内容の濃い記事更新をしていれば、読者の記憶に「書き手の存在」は残っていくものですよ、きっと。
ブログタイトルは途中変更も可能なので、どうしても迷う場合はブログを運営しながら考えてもOK。まずは記事を書いていかなければ、何も始まらないですし、記事を更新することで自分の「伝えたいテーマ」が見えてくることも往々にしてあるからです。
思い立ったら、まず始める。そこから、手を加えたり、必要があらば修正を加えて、大切に育てていけば良いのです。
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