ブログは「誰のために」書くか？
そう問われたら、あなたは何と答えますか？
「読者の役に立ち、喜ばれる記事が理想。だから読者のため」
そんなふうに思うあなたは、超優等生(笑)
でも、半分正解で、半分は正解ではありません。
なぜなら、「読者のため」だけに書くブログでは続けていくことが難しいからです。
そう。ブログはまず「自分のために書く」が出発点であるべきなのです。
一言で「自分のため」といっても、いろいろな意味合いがあります。
「仕事につなげるため」
「収益を得るため」
という自分の生活基盤や「やりたいこと実現」のためのベースキャンプを整えるというのが、いちばんわかりやすく、直截的な動機でしょう。
そのほかにも、
「書くことが好きで、その欲求を満たすため」
「注目を得たいから」
「自分の活動・趣味に対する認知を広め、仲間を増やしたいから」
「書くことを通じて成長していきたい」
「考える習慣を持ち、その記録を残したい」
「メモ、備忘録がわりに活用したい」
…などなど、ブログを始めるにあたっては、さまざまな動機が考えられます。
ブログ運営を通じて達成したい「目的」。
ブログを書く行為から得られる「喜び」「楽しさ」。
ブログを書く行為から得られる「喜び」「楽しさ」。
「自分のため」とは、大まかに言って上記２つに分類されるでしょう。
もちろん、どれか１つというわけではなく、いくつかの動機が同時に存在している場合もあります。しかし、いずれも自分の内側から起こる「欲求」に従って「ブログを書く」という最初の選択をしているという点は共通です。
誰かに強制されて、無理やりやらされているのではない。
このスタートを忘れてはいけません。
だから、やめるのも、続けるのもあなたの自由です。苦しいと弱音を吐いたり、更新できない言い訳を垂れ流すようなら、やめたほうがいいかもしれません。あえて厳しい言い方をしますが、あなたがブログをやめても、誰も困らないのです。むしろ、ライバルが減ったと喜ばれるかもしれませんよ(笑)
だけど、やめたら、あなたが目指した目的、叶えたい欲求は満たされることがなくなります。それであなたはいいのですか？答えが「NO」なら、続けるしかありません。前向きな気持ちで。
ただ、「自分のため」に書くのが出発点とは言っても、仕事につなげるため、収益をあげるため、認知を広めたい、仲間を増やしたい…という目的は、ブログを読んでもらわなければ達成できません。
ここで、次のステップ「読者のため」を考えることになるのです。
「自分のため」と「読者のため」をつなげるのが、最初はすこし難しいと感じる人もいるかもしれません。
「読者のため」とは、「読者が喜ぶ」「読者の役に立つ」ブログ記事を書くこと。ただし、自分も楽しんで、読者に喜ばれることを喜びながら書ける記事でなければなりません。
自分の持っているどんなものが、「読者のため」になるのかは、人それぞれで異なります。誰かの困り事を助ける知識、希望を与える考え方、思わず笑ってしまう体験談など、さまざまに考えられるでしょう。
まずは、記事を書いて「発信」してみて、反応を探ってみてください。商品をつくって売るのと違い、元手もかかりませんし、在庫を抱えるリスクも０。「時間」と「知恵」の投資をするだけです。行動あるのみですよね。
反応を探る方法はいくつかあります。アクセス解析を入れたり、ランキングに参加してみたり、コメントの付き具合を見たり、SNSと連動して「いいね」の付き方を見たり……ブログを客観的に評価・分析するツールを最大限に活用していきましょう。
「発信」を続け、「過去記事」をストックしていくことで、あなた自身ができることも、読者の反応の良いことも、徐々に見えてくるはずです。
このように「自分のため」に始めたことが「読者のため」にもなっているのを体感すると、今度は「読者のため」に頑張るようになります。そして、「読者のため」に頑張ったことが、「自分のため」になる成果として返ってくる。そんな好循環が起こってくるのです。
「自分のため」と「読者のため」は、別々に存在するのではありません。どちらかを一生懸命考えて実践すれば、おのずともう一方も実践できてしまう。そんな切っても切れない関係にあるのです。
ブログは「誰のために」書くか？
ちょっと更新が辛くなったら、今日のお話を思い出して思考を整理してみてください。小さくて細いかもしれませんが、なにか「光」が見えてくるかもしれませんよ。
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