「グーグルアドセンスの一次審査に落ちました」
現在、開催中の「風花塾」の塾生さんから、こんな相談を受けました。風花塾では自分の好き・得意を生かすテーマでブログを書き、そこにグーグルアドセンスを掲載して、その広告収入を収益源とする「風花燕舞(かざはなえんぶ)」という手法を学びます。
なので、グーグルアドセンス取得につまづくと、先へ進んでいけないのですね。
私は2年前にグーグルアドセンスを取得したのですが、どうやらその時よりも、ブログ初心者にとっては審査合格のハードルが上がっているのを感じました。
今回の件で、風花塾のほかの講師の方と情報交換したり、私自身も調べたりしてわかったことがありますのでアドバイスを記しておきます。とういうのも、グーグルが目指す「有益なコンテンツ」を作るには、ライティング面で気をつけなければならないことがいくつかあるからです。
■「Googleアドセンスの申請は日記ブログで」はもう通用しない!?
まず、変化の波は今春にありました。2016年の春より、無料ブログでの審査申請ができなくなり、独自ドメインを準備してコンテンツをつくり、それを元に審査されることになっています。
グーグルが一貫して提唱しているのは「価値ある有益な情報(文章・画像)、販売物、Webツールを世の中に提供する」こと。
それに基づいたコンテンツづくりがされているかをチェックするのが「審査」となります(1次、2次と2段階に分けての審査あり)。
当たり前ですが、広告主は内容の薄いブログに広告を出したいとは思いません。広告を仲介するグーグルはその意図を汲んで、検索者が満足するコンテンツを提供できるブログ運営をしているかという点を見極める「審査」を行うのです。
そこで従来言われていた「合格のために満たすべき基準」は次の7つ。
・800文字以上の十分な記事ボリューム
・更新頻度を保つ(申請中は1〜2日に最低1記事)
・ある程度の更新期間(1日に何記事もまとめて更新するのはNG。予約投稿などを活用して平均的に更新する)
・記事数をそろえる(10記事程度アップしてから申請)
・外部リンク、画像は貼らない(評価を下げる自作リンク、気づかない著作権違反を避けるため)
・公序良俗に反したり、反社会的な内容を含む記事は書かない(アダルト、ギャンブルなどは避ける)
・コピペ厳禁(トレンド系などの場合、ニュースサイトの丸写しをしないよう注意)
・更新頻度を保つ(申請中は1〜2日に最低1記事)
・ある程度の更新期間(1日に何記事もまとめて更新するのはNG。予約投稿などを活用して平均的に更新する)
・記事数をそろえる(10記事程度アップしてから申請)
・外部リンク、画像は貼らない(評価を下げる自作リンク、気づかない著作権違反を避けるため)
・公序良俗に反したり、反社会的な内容を含む記事は書かない(アダルト、ギャンブルなどは避ける)
・コピペ厳禁(トレンド系などの場合、ニュースサイトの丸写しをしないよう注意)
これらを満たすには「普通の日記ブログ」がやりやすいということで、多くのブロガーは日常の出来事を記す「日記ブログ」で申請してきたはずです。少なくとも風花スタイルを実践してきた方は、そうでした。
しかし、ここにきて「単なるゆるい日記ブログ」、とりわけ初心者が書いてしまいがちな「つぶやき系日記ブログ」では審査合格は難しくなってきていることが発覚しました。
なぜか?
答えはシンプルです。
「単なるゆるい日記ブログ」は、読者にとって有益ではないとグーグルは判断しているからです。
■「日記ブログ」の落とし穴。だからGoogleは審査を通さない
では、グーグルはどんなコンテンツを「有益」と判断するのでしょうか?
それは、こちらの記事にあった文章が参考になります。⇒【ところで】Googleに認められる「よいコンテンツ」とは?
該当箇所を引用しておきますね。
SEO対策で言う「よいコンテンツ」とは、サイトを実際に訪問した人を満足させる、文章(情報)、写真、あるいは販売物やWebツールなどのことです。
(中略)
Googleがコンテンツの良し悪しを判断する基準は定かではありませんが、ユーザーが満足したときの行動(ページをブログで紹介、コメント投稿、SNSシェア、サイト滞在…)の「どれか」が影響していることは確かです。
そのため、検索順位を上げたいページがあったら、そこに「ユーザーが知りたい情報」「シェアしたくなるブログ記事」「役立つWebツール」など、何らかの「よいコンテンツ」を置き、ユーザーを満足させる必要があるのです。
(中略)
Googleがコンテンツの良し悪しを判断する基準は定かではありませんが、ユーザーが満足したときの行動(ページをブログで紹介、コメント投稿、SNSシェア、サイト滞在…)の「どれか」が影響していることは確かです。
そのため、検索順位を上げたいページがあったら、そこに「ユーザーが知りたい情報」「シェアしたくなるブログ記事」「役立つWebツール」など、何らかの「よいコンテンツ」を置き、ユーザーを満足させる必要があるのです。
残念ながら、自分の日常や今日あった出来事を「つぶやく」だけの日記記事では、この条件を満たすことはできません。
「ユーザーが知りたい情報」「シェアしたくなるブログ記事」を書くには、「読者目線」でブログを書いていく必要があるということ。
グーグルアドセンスは、一度取得してしまえば、申請したブログ以外でも広告を表示させることができます。なので、規約に引っかかる要素の少ない気楽な日記ブログで申請して、審査に合格したら、収益を上げていくブログを本腰を入れて作っていく…というのが、これまでの流れでした。
でも、その前提は変わったと思ったほうが良いでしょう。
日記ブログでもいいのですが、書き方に工夫をしていく必要があります。と言っても難しいことではありませんよ。いくつかポイントをお教えします。
■「日記ブログ」を有益なコンテンツにする方法
まず、日記とは言え、今日朝起きて何をして、昼ご飯に何を食べて…のような行動を羅列した記録を書くのは避けましょう。人気アイドルではない一般の無名の人の行動記録など、友人や家族以外誰も読みたいと思う人はいません。
では、何を書くか?
何かご自分の得意、好き、関心が深い話題を選び、そのことに絞って体験を交えて自分なりの感想や考え、意見を交えて1記事書いてみるのです。
たとえば、美容に関心があるのなら、「最近、肌の調子がイマイチなので、毎朝グリーンスムージーを作って飲んでいます。今なら、●●や●●などの食材がおすすめ。抗酸化作用があるので、若返りが期待できるかも」といった感じです。同じ悩みを持つ人が読んだら「真似したくなる」ようなコンテンツは有益ですよね。
子供が風邪をひいたという記事を書くにしても、「こんな症状の風邪が、今流行っているようです。インフルエンザの季節にそなえて、免疫力つけておかなきゃ。免疫力アップといえば●●がいいみたい。今晩のおかずは●●をつくってみよう。レシピはこうです」と話題を膨らませていけば、お役立ち要素が入ってきますよね。
映画を見て感動した話を書くにしても、主演女優の過去の作品と比べてどうだったとか、印象に残ったセリフについて考察を書くとか、「それ面白い」と思わせる何かを付け加えていきましょう。
読んだ人が、何か1つ、あなたのブログから持って帰れる。そんな「ギフト」のある文章を書いていくように心がけてみてください。⇒多くの人に読まれて支持される「ギフトのある文章」とは?
こちらも関連記事です。⇒「つぶやき日記」が「お役立ち発信」に変わるブログ記事・SNS投稿の書き方のコツ
さらに、記事タイトルにも工夫が必要です。
「親友とランチ♪」
「旦那にイライラ」
みたいな報告調のタイトルではなく、
「子連れOKのおしゃれカフェ●●。780円のパスタランチがおすすめです」
「無駄な夫婦喧嘩をしないためのイライラ解消法、私の場合」
と、読者の関心を引くような、「それ知りたい!」と思われるような言い回しを工夫してみてください。ガチガチでなくてもいいので、検索されやすいキーワードをいくつか入れておくと良いでしょう。
読者を意識した文章を書いたことのないブログ初心者さんには、ちょっと難しく思われるかもしれません。でも将来的にアドセンスで収益を上げていこうと考えるなら、それなりのアクセスがないと無理です。
「読者目線」がないブログ記事では、アクセスは期待できませんよね。アドセンス取得がゴールではなく、ブログで稼ぐことが最終目的。そうであれば、早い段階から「読者」を意識した文章の書き方をマスターしておくことは、自分のためにもなります。
ますます、「魅せる」「読ませる」ライティングの重要性が高まっているということですね。
一見初心者にはハードルが上がったように思える変化ですが、小手先のテクニックでは通用しなくなり、「本当に良いもの」が評価される時代になったのは喜ばしいことでもあります。後発組でも、ライティングスキルを磨いて、良いコンテンツを作成すれば、読者を獲得できるチャンスがあると考えられるのですから。
なお、審査に落ちた場合は、グーグルからのメールに記載されている「理由らしきこと」を分析して、慌てずに、再び記事を修正あるいは追加してから、再申請してみましょう。今日、お伝えした「有益なコンテンツを書くためのポイント」もしっかり踏まえて、記事を書いてみてくださいね。
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なかなか厳しい状況なのですね。
読者目線確かに大切なところです。
いろいろ勉強になります。
ありがとうございます。
なるほど審査に通りにくくなっているというのはそういう事なのですね。
ただの日記では難しくなってる。
ならば最初から本気ブログでの審査が必要ですね。
Googleアドセンス
1度申請がだめで、そのままになっています。
タイトルや記事も、もう一度見直して
再チャレンジしてみようと思います。
ありがとうございます。
そうだったのですね(;>_<;)
文字数や独自ドメイン、広告ウィジットの非表示
など基本的な条件をきっちりクリアされて、
内容を吟味して、ぜひ再チャレンジされてみてください。
うまくいくといいですね。
いつもありがとうございます。
アドセンスの審査がかなり厳しいと聞いていますがここまで厳しくなっているとは思っていなかったので驚いています。
それだけ質が求められているということを感じます。
ありがとうございます。
はじめましてミズコシとお申します。
この度、グーグルアドセンス申請に向けて記事について質問がございます。
記事の文章に下図のようなアクセントを付けて宜しいのでしょうか?
・【】
・「」
・フォントを大きくしたり、色を付けたり
・段落
・見出し
これから、申請するために只今、2記事を作成しております。
他のサイトでは下図の協調した表現は使わない方がいいと言っておりましたが何かの聞き間違えでしょうか?
何回も失敗するのは精神的にきついので出来るだけそういった無駄を省きたくて質問させていただきました。
宜しくお願いいたします。
初めまして。ご質問の件への回答です。
>
>・【】
>・「」
>・フォントを大きくしたり、色を付けたり
>・段落
>・見出し
>
以前はフラットな書き方の一般的な日記ブログが
安全と言われてきましたが、今は少し事情が変わって
きているようです。
強調は必ずしもNGというわけではなく
程度問題ではないかと個人的には思います。
ご覧になった情報ソースがわかりませんが、
おそらく、あまりにも強調部分が多いとスパムサイトっぽく見えたり、中身がないように感じられたりする危険があるということではないでしょうか。
必要な強調部分に色をつけたり、段落や見出しを挿入するのは、読者の「読みやすさ」という点では問題ないと考えます。
ただ、あくまで審査はGoogle側がしますので、
そちらのガイドラインをご参考にされてみてください。
こちらのヘルプページが参考になります。
↓
https://productforums.google.com/forum/#!topic/adsense-ja/zAe9Zl_AEjM
また、私のお師匠さんである風花未来さんのブログでも
アドセンス申請のポイントが書かれていますので
よろしければご参照ください。
↓
http://kazahanashinden.com/adsense/2110/