本が売れない時代と言われて久しいですが、「売り方」「売る場所」を変えてみると、意外な人に購入してもらえることがあります。
要はアイデア次第。今年、出版した私の句集を驚きのアイデアで売ってくれた人がいました。
この方です。
大阪は寝屋川の京阪米穀株式会社の米田幸司社長。なんとお米と句集のコラボを企画して、セット商品として限定販売してくださいました。
あなたのビジネスのヒントになるかもしれませんので、その企画誕生秘話から売り方まで、ご紹介しますね。
米田さんとの出会いは今秋。私の俳句仲間の高校の後輩ということで、北海道に来た米田さん。お仕事で農家さんをまわられるついでに、句会も見学。そこでご縁が出来たのをきっかけに、FBでも繋がることに。
「おにぎりマン」に扮して全国の美味しいお米を宣伝したり、お店で扱うお米を使った美味しそうな「朝ごはん」の写真を投稿したりと熱心に発信されて、全国にファンや取引先を広げていらっしゃいます。
こんな感じ。
ある日、FBでのコメントやり取りの中で「北海道お米(ゆめぴりか)と北海道の俳句をいっしょに売ったら面白いのでは?」という話になり、「それなら句集にお米に関する句があります」「いい夫婦の日が近いから、それに合わせて告知しましょう」「『もっと夫婦仲良く米』とかいいですね」「句集には、直筆サインと一句も入れましょう」「パッケージはこんな感じで」と、トントン拍子に話が進み……
出来上がったのが、こちらの商品です。
素敵ですよね♪
私も拙い筆文字で一生懸命サインをさせていただきました。句に合わせて、色も変えてるために、たくさんのカラー筆ペンを準備しています。
「ほんとに売れるのかしら?」と疑心暗鬼でしたが、これがFBでの告知、実店舗での陳列で限定数があっという間にはけてしまったのです!恐るべし「米田マジック」(((゜Д゜;)))
「ゆめぴりか」は全国的に有名ですが、私などは、ちょっと賞を取ったことがあると言え、地方の無名俳人(笑)それを、普段、俳句には特別な関心のない方にも興味を持って買っていただくことができるという、私にとっては非常にレアでワクワクするような体験ができました。
これ、商売的な視点から言えば、別に米田さんにとって特別に「おいしい話」ではありません。純粋に「大好きな北海道と北海道の友人を応援したいから」という理由で考えてくださった企画。ありがたいです。そういうお人柄だからこそ、コアなファンを広げ、京阪米穀さんは支持されているのでしょうね。
最初の話に戻ると、単体ではパイが限られることでも、組み合わせ方次第でニーズは広がり、商機も広がるということ。とくに本なんかは、「ノウハウ本+グッズ」「エッセイ+食べ物や音楽」など、いろいろいけそうな気がします。
ブックカフェは増えていますが、本屋さん以外にも「本」のあるスペースが増えていくといいなと思います。コラボのご提案、大歓迎ですよ(笑)
ご自分の本を売りたい方は、こちらの記事も参考にどうぞ→無名の新人がAmazon売上ジャンル別ランキングで5位になるまでの5つの行動。自己発信のスキルがあれば、ここまで出来ます!(最高2位まで行きました)
「おにぎりマン」が発信中→京阪米穀株式会社のFB
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