語彙が少なく、似たような表現の繰り返しになると、文章が平板に感じられてしまいます。かと言って、難しい言葉をたくさん使えばいいというものでもありません。
小学生にでもわかる言葉で、文章に彩りを与える1つの方法としてオススメしたいのが、文字通り「色」を使った慣用的な言い回しです。「色」を使った文章は、読んだときに頭の中で映像化されやすいので、読者にも鮮明な印象を残しやすいでしょう。文章のメリハリも出ます。
そこで、「これを覚えておくと使える!」という色を使った慣用的な言い回しをご紹介していきますね。
単に紹介するのでは、面白くないので、クイズ形式にしてみました( ̄ー ̄)ニヤリ
次の□に当てはまる「色」は何でしょう?
1 未来について□写真を描く
2 この国の□□時代を築いた王について書かれた本だ。
3 問い詰められても、断じて□を切ると決めた。
4 先生は□筋をたてて怒っていた。
5 突然のことに、彼女は目を□□させていた。
6 あんな□二才に、この仕事は任せられない。
7 「調子はどうだ?」と聞いたら、ニヤリと□い歯を見せた。
8 □幕は、あの政治家だったと噂されている。
9 雪が降り積もり、あたり一面□世界になった。
10 このクラスの□一点の彼女が、成績一番だ。
11 難しい取引先の交渉役として彼に□羽の矢がたった。
12 あの人とは□の他人です。
13 コンサート会場は□色い声に包まれた。
14 人に罪をなすりつけて、あいつは腹□い奴だ。
15 計画を□紙に戻す。
16 □子の手をひねるような、簡単な試験だった。
17 大勢の前で失敗し、□恥をかいてしまった。
18 まだ入社3ヶ月、くちばしが□色いよ。
19 この小説の□眉は、冒頭のこの場面だ。
20 気になる人を目の前にして頬を□らめる。
2 この国の□□時代を築いた王について書かれた本だ。
3 問い詰められても、断じて□を切ると決めた。
4 先生は□筋をたてて怒っていた。
5 突然のことに、彼女は目を□□させていた。
6 あんな□二才に、この仕事は任せられない。
7 「調子はどうだ?」と聞いたら、ニヤリと□い歯を見せた。
8 □幕は、あの政治家だったと噂されている。
9 雪が降り積もり、あたり一面□世界になった。
10 このクラスの□一点の彼女が、成績一番だ。
11 難しい取引先の交渉役として彼に□羽の矢がたった。
12 あの人とは□の他人です。
13 コンサート会場は□色い声に包まれた。
14 人に罪をなすりつけて、あいつは腹□い奴だ。
15 計画を□紙に戻す。
16 □子の手をひねるような、簡単な試験だった。
17 大勢の前で失敗し、□恥をかいてしまった。
18 まだ入社3ヶ月、くちばしが□色いよ。
19 この小説の□眉は、冒頭のこの場面だ。
20 気になる人を目の前にして頬を□らめる。
以上です。いかがですか?難しいものはほとんどないので、9割は答えられたかと思います(デスヨネ!?)。
では、答え合わせです。
1 青(青写真)
2 黄金(黄金時代)
3 白(白<しら>を切る)
4 青(青筋を立てる)
5 白黒(目を白黒させる)
6 青(青二才)
7 白(白い歯を見せる)
8 黒(黒幕)
9 銀(銀世界)
10 紅(紅一点)
11 白 (白羽の矢を立てる)
12 赤(赤の他人)
13 黄(黄色い声)
14 黒(腹黒い)
15 白(白紙に戻す)
16 赤(赤子の手をひねる)
17 赤(赤恥)
18 黄(くちばしが黄色い)
19 白(白眉)
20 赤(頬を赤らめる)
「色を使った慣用的な言い回し」と言っても、これらはほんの一部です。気づいたら、ご自身でも集めてみてくださいね。
どこかで聞いたことがある、目にしたことがある表現であっても、実際に自分が書くときに「使いこなせるか」どうかは、また別次元の話。「この表現、ほかの言葉で言い換えたらどうなるかな?」「こんなふうにも言える」ということを意識しながら、読んで目に浮かびやすい、臨場感が伝わる文章を目指していってくださいね(^_-)-☆
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