ブログ記事を書くのが苦手、あるいは記事を量産しなければならないという状況の人が、ふと頭に思い浮かべるのが「リライト」。
でも、あなたは「リライト」を正しく理解しているでしょうか?
リライトを誤解したり、迂闊に扱っていたりすると、ライティングスキルが磨かれないばかりでなく、「ルール違反」で信用を落としたりペナルティを食らうことも大アリなので、注意が必要です!
まず、リライトの「定義」を正しく理解しましょう。
「リライト」とは
●記事や論文などにおいて文章を再度書き直すこと。推敲とは違い、ある一定の目的を持ってほぼ全部を一から書き直すことを特に言う。全面改稿。(ウィキペディアより)
●他人の原稿を書きなおすこと。また、ある文章を目的に合わせて書きなおすこと。
【例】「記事を放送用に―する」(コトバンクより)
●他人の原稿を書きなおすこと。また、ある文章を目的に合わせて書きなおすこと。
【例】「記事を放送用に―する」(コトバンクより)
という作業を指します。
ライティング案件で「リライト業務」とあれば、
●クライアントから元となる文を渡されたたり、元となるサイトを指定され、その文意を変えず、自分の言葉で書き直す
仕事を意味します。
いいですか?
元原稿の「ですます調」を「である調」に変えるなど文末をちょっといじるだけや、「恋愛」を「恋すること」と別の単語に置き換えるだけ、あるいは文章の前後を入れ替えるだけなどは「リライト」とは言いません。「リライトもどき」です。
共感する「アイデア・考え方」だけを拝借して、文章表現そのものは書き換える
これが正しい「リライト」です。書くときのアプローチ法は「リライト」かもしれません。ですが、自分の言葉で書かれているのですから、仕上がったものをオリジナルコンテンツと称しても差し支えない程度に、ガラリと変わっていなければならないのです。
こう考えると、「リライトって結構難しい!」と尻込みしてしまう人もいるかもしれません。
おそらく、多くの人が難しいと感じるのは「自分の言葉で書き換える」というところでしょう。情報収集のため、参考にした文章に引っ張られて、どうしても似たような文章になってしまう。よく聞くお悩みでもあります。
だからと言って、諦めてはいけません。小手先の「リライトもどき」をして、「コピペじゃなくてリライトしたから大丈夫」と自分勝手に判断、質の低い記事を書くのは、読者のほうを向いた作業になっていません。
実際、リライトもどきの記事は、検索圏外に飛ばされる傾向が以前より強くなっています。読者にも「どこかで見た文章」と思われ、即座にページを閉じられてしまうでしょう。
読者を甘く見てはいけません。自分の行動を振り返ればわかりますが、何かを検索するとき、1サイトだけ見て終わるということは、まずあり得ないでしょう。そこで、読者を惹きつけ、納得させられるような記事を書けるかどうか……結局はそこに尽きるのです。
では、ある記事を参考にしつつ、「リライトもどき」にしないコンテンツを作成するには、どうしたら良いか?
その方法をお伝えしていきますね。
「リライトもどき」になってしまう最大の原因は、元ネタを見ながら執筆してしまうこと。使いたい部分をコピペして、それをいじくり回して書くいてしまうから、「元記事」から脱却できないのです。
なぜなら、そこには肝心の「あなたの視点」が欠落しているからです。
「リライトもどき」から卒業するためのライティング方法は、次の4ステップで行なってみましょう。
全体の文章を把握し、自分なりの表現で要約してノートに記す
↓
その文章に「触発」されて書こうと思った「記事の核」を書き出す
↓
自分なら「どう書くか」、自分の表現で書き換え
↓
元の文章にはなかったこと(具体例、体験、自分なりの意見)を付け足し肉付け
↓
その文章に「触発」されて書こうと思った「記事の核」を書き出す
↓
自分なら「どう書くか」、自分の表現で書き換え
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元の文章にはなかったこと(具体例、体験、自分なりの意見)を付け足し肉付け
元ネタは、書く前にあなたの中に取り込んで咀嚼してしまうこと。上記のメモを残したら、保存データを削除したり、原本を捨ててしまっても大丈夫という姿勢で接して下さい。
すべてはあなたのノート(ネタ帳)に落とし込んでいきましょう。それを参考にしながら書けば、自然にオリジナリティーの高い記事が仕上がるはずです。
書く仕事をする人に必携の「ネタ帳」づくりについては、こちららもご参照くださいね。⇒ブロガーのための「ネタ帳活用術」
ただし、元ネタを肉付けするためには、日頃から表現力をアップするための努力が欠かせません。
さまざまな雑誌や書籍、広告に触れる、辞書を引く、検索して調べる。そうやって言葉を学んだり、感性を磨いたり、アンテナを張り巡らせたりすること。記事にするか、しないかはともかく、好奇心を持って「世の中」「言葉」に接することが、あなたのライティングの「基礎力」を上げることにつながるということを忘れないで下さいね。
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