2018.02.02

「色」の入った慣用句20選。生き生きとした文章に推敲する小ワザ。


語彙が少なく、似たような表現の繰り返しになると、文章が平板に感じられてしまいます。かと言って、難しい言葉をたくさん使えばいいというものでもありません。


小学生にでもわかる言葉で、文章に彩りを与える1つの方法としてオススメしたいのが、文字通り「色」を使った慣用的な言い回しです。「色」を使った文章は、読んだときに頭の中で映像化されやすいので、読者にも鮮明な印象を残しやすいでしょう。文章のメリハリも出ます。


そこで、「これを覚えておくと使える!」という色を使った慣用的な言い回しをご紹介していきますね。

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2018.01.25

上手な「断り方」「NOの使え方」実例集。相手に悪印象を残さず、角の立たない表現とは?


人から何か頼まれたり誘われたりしたとき、都合が悪くて、あるいは気分が乗らなくて、断らなければならない場面で、あなたは上手に「NO」を言えていますか?


基本的には、「誘いには乗ってみよ」「頼まれごとには応えたい」と思う私。ですが、時間は有限です。今より子供が小さい頃は自由がききにくかったですし、40代になった今は体力的にも無理はしないと決めているので、断らなければいけない場面も出てきます。


なかなか言いづらく、ストレートに伝えると角も立ちやすい「N0」の意志。だからこそ、やんわりと相手を傷つけない言い方をマスターしたいもの。


そこで、相手に柔らかな印象を与えてキツく思われない「断りの表現」をまとめてみました。


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2017.09.12

「なぜ、その言葉に傷つくの?」文章で気持ちを伝えるのが難しい理由。


「言われて嫌な気持ちになる言葉」。あなたなら、どんな言葉を思い浮かべますか?
 

否定や批判されるようなネガティブな言葉は、できればあまり聞きたくはないものですよね。


でも、もしかしたら、その言葉を使った相手は、悪意を込めたわけではないかもしれません。いたってフラットに、場合によっては褒めるつもりで言った可能性も。


今朝の北海道新聞空知版で、携帯電話・スマートフォンの所持年齢が低下し、メールやSNSでのコミュニケーショントラブルが増えているという記事がありました。そうした傾向に対応すべく、岩見沢市のある小学校では「文章による気持ちの伝え方を学ぶワークショップ」を開催したそうです。


そこに参加したという小学生の反応が興味深かったので、シェアしつつ、考えたことなどを記します。
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2017.03.09

間違えやすい同音異義語の漢字の書き分け、できていますか?ボキャブラリーを増やす言葉の学習法。


よく使う「言葉」なのだけれど、漢字に変換するとき「あれ?」と迷う熟語がいくつかあります。同じ音・読みで意味も似ているけれど、厳密に言えばニュアンスが微妙に異なる、そんな同音異義語。だくさんありますよね。


私が迷うのは「タイセイ」。「体制」「態勢」「体勢」。他にもいくつかあるけれど、この3つの使い分けが紛らわしい


先日、クイズ番組でも出題され、林修先生が解説していました。


あなたは、きちんと使い分けできていますか?

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2017.01.27

「煽りタイトル」と「事実に基づくタイトル」の比較考察。「ボルト金メダル剥奪」の見出しを例に。

週刊誌、スポーツ新聞の見出しには「煽り」が付き物というのはわかってはいても、ちょっとやりすぎでは?と思ったのがこれ、


「ボルトのリレー金剥奪 北京五輪、銅の日本は銀へ」(日刊スポーツ)



上記はあくまで一例。昨日の情報番組も軒並みニュースの内容を伝えるテロップは「ウサイン・ボルト 北京五輪リレー金メダル剥奪」といった単語が並びました。


もう、ある程度周知のニュースになっていますが、あなたはこの見出しだけみた時、どんな印象を受けましたか?さらに「事実」を知った後、どう感じたでしょうか?


このギャップを問題視したいのです。
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